藤井棋聖は今期の防衛達成により、その最高賞金額を獲得。対局後に行われた会見では、「対局者としてはありがたいお話だと思っている。対局するにあたっては直接意識したことはなかったが、賞金を増やしていただいた重みもある。より多くの方に対局にも注目いただけるのかなという面もあるので、気持ちが入るところはあった」と言及した。
また、個人だけでなく将棋界への影響については、“未来”を見据えた発言も。「(現役の)棋士だけではなく、棋士を目指す方にとっても大きなモチベーションになると思う」と、棋界の次世代に視線を送っていた。
「私自身はいちプレーヤーとして見合った将棋を指せるようにということを意識して取り組んでいきたい」と語る藤井棋聖。会見ではその賞金の“使い道”についての質問も飛んだ。
「今の時点で具体的な使い道は考えていないんですけど…(笑)」



