トップ棋士が妙に納得した表情に、ファンも興味津々となった。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2025」予選Bリーグ・第2試合、チーム永瀬 対 エントリーチームが6月28日に放送された。第1局に臨んだ山崎隆之九段(44)の妙手に、永瀬拓矢九段(32)が「これが関西仕込みの粘りですよ」。絶妙な表現に、視聴者も一緒にうなずくこととなった。
注目の初戦には、チーム永瀬から羽生善治九段(54)、エントリーチームから山崎九段が出場。どちらもリーダー経験もある強豪同士の激突とあり、第1局から大きな盛り上がりを見せていた。
山崎九段の先手で始まった一局は相掛かりの出だしから、羽生九段のペースに。後手がわずかに指しやすいと見られている中で、駒損の山崎八段が少しずつ嫌味をつけて巻き返しのチャンスを狙っていた。
“関西仕込みの粘り”というワードに対する視聴者の反応
