日本が世界に誇る頭脳派雀士も、思わずびっくりだ。「アース製薬100周年記念 世界麻雀TOKYO2025」個人戦・予選が7月4日に行われた。8回戦では園田賢(赤坂ドリブンズ・最高位戦)が海外の強豪を抑えてトップを取ったが、オーラスには対戦相手が役満・四暗刻をテンパイする大ピンチ。その真実を知った直後「ふごぉ!」と謎の声を漏らし、ファンを爆笑させた。
園田といえば、巧みな鳴きを駆使する他、徹底的な研究から効率を重視し期待値を積み上げる頭脳派雀士として日本では知られている。思考を語る際の饒舌さも有名で、Mリーグなどでは試合後のインタビューも他の選手に比べて格段に長い点は、もはや名物になっている。
8回戦、園田は着実に加点を重ねて4万1800点持ちで親番、南4局2本場のオーラスを迎えていた。これを3万点持ちの2着目で追っていたのがアメリカのJosh Havens。満貫ツモでも逆転可能というところで、Joshに大チャンスが巡ってきた。
役満親被りの危機にびっくり


