この流れに苦笑いし始めたのがチーム菅井の控室だ。西田拓也六段(33)が「完全にミスっとる」と菅井八段に誤算があったと指摘。「あっち(斎藤六段)にとって、いい方向に行ってしまった」と悔やんだ。すると藤本六段は「いやー。なんか道連れ自爆作戦が…」とポツリとつぶやき「2手目に…そんなことあるんですか」と続けた。
このつぶやいた言葉の物騒さに、ファンは即座に反応。「完全にミスった?」「道連れ自爆作戦か」「どんな作戦w」「間違えたの?」と困惑していた。なお対局は終盤まで互角の熱戦となり、終盤は後手からのラッシュを先手がしのげば勝利という展開に。菅井八段はプレッシャーを受けながらもしっかり勝ち切り、チームを救うう仕事を果たしていた。
◆ABEMAトーナメント2025 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が8回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士7人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全8チームで行われる。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)


