【MLB】ドジャース 1—5 アストロズ(7月6日・日本時間7日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したアストロズ戦で6回、試合の流れを大きく左右する“痛恨の押し出し四球”が飛び出した。
1-1の同点で迎えた6回表、ドジャースは2番手のクラインが登板。先頭打者スミスを空振り三振、続くウォーカーをレフトライナーに仕留め、テンポよく2アウトを奪っていたが、ここから突如崩れる。
ディアスにツーベースを許すと、続くハメルには死球。さらにデュボンにはヒットを許し、あっという間に満塁のピンチを招いてしまう。そして迎えたショートとの対決では、フルカウントからまさかの押し出し四球。走者が還り、アストロズに勝ち越しを許した。
中継の視聴者からは「自滅の刃」「なんでシーハン変えた」「やっちまった…」など失望と嘆きの声が続出。この試合の解説を務めたAKI猪瀬氏は「自滅ですよね」バッサリ。同じく解説を務めた元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏も「2アウトテンポよくとった後に…ちょっともったいないですよね」と残念そうな口ぶりだった。
押し出し直後、クラインは天を仰ぐように肩を落とし、“やってしまった”とばかりに表情を曇らせる。一方のロバーツ監督は険しい顔つきのままマウンドに歩を進め、投手交代を告げた。
うつむきながらマウンドを降りたクラインに対し、「ロバーツおこ」「そら監督もガッカリだよ」といった反応も。2アウトからの突然の乱調に、球場中が重たい空気に包まれた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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