「ホイールナットころころ…」でトップ走行車両が、まさかのピット54.0秒──。実況のサッシャ氏も困惑する痛恨のタイムロスに、ファンは悲鳴を上げる事態となった。
今シーズン唯一の海外戦として、2013年以来、実に12年ぶりにセパン・インターナショナル・サーキット(マレーシア)で開催されたスーパーGT 第3戦。GT300クラスでは、抜群の加速力で1周目からトップを走行していた「GRスープラ」に起きた衝撃のピットトラブルが7月6日放送、初心者でも笑って学べるスーパーGTの無料番組『笑って学べる!超GTぱーてぃ』でピックアップされた。
悲劇が起きたのは28周目。この日のGT300クラスを牽引していたGreen Brave(#52 GR Supra GT)がピットインすると、タイヤ交換中にホイールナット(ロックナット)がはるか後方に吹き飛ぶアクシデントが発生した。ピットクルーが全力で走って追いかけるも、勢いのついたナットは隣のピットまで転がってしまい、ピット作業は実況のサッシャ氏も「これは何待ち?」「これは長いですね……」と困惑した様子を見せるほどの大幅遅延。タイムはなんと54.0秒を記録した。
なんとかピットを後にした52号車だったが、翌周にピットインしたライバル車両のUPGARAGE(#18 AMG GT3)に大幅なオーバーカットを許し、トップの座を明け渡すこととなった。
SNSでは「圧勝を予感していたのに」「あと一歩届かず」「レースラップは一番速かった」「ピットもったいなかった」と無念の声が相次いだ。(ABEMA『笑って学べる!超GTぱーてぃ』/(C)GTアソシエイション)
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