4人がほぼ横並びで迎えた南3局、白鳥が三浦から親満貫をアガる。これで醍醐は追い詰められたが、続く同1本場に最後の反撃チャンスが待っていた。二・五・八万待ちのテンパイしてリーチ。逃げ切りを図る白鳥と真っ向勝負となった。山にはなんと8枚も残っている。「だいごさんー！！」「ディエゴこい！」「醍醐もってこい」とファンの歓声も広がった中で、決着は白鳥が二万をキャッチ。醍醐が会心のロンを決め、リーチ・タンヤオ・平和・赤の8000点で再逆転に成功した。
勝利者インタビューでは「ホッとした」とまず一言。高とは同じ団体ながらも対戦経験は少なく、三浦とも初対戦と語り「やっていてすごく楽しかった。みんな良いメンツ。（選択は）難しかったですよ。一歩間違えればどうなっていたか、そういう場面が多かった」と振り返った。この日のA卓では今期限りでチームの監督を退任し、選手としてMリーグへの復帰を目指す近藤誠一（最高位戦）が通過を決めた。次戦は直接対決だ。醍醐はこの巡り合わせについて「誠一さんとこういう舞台で当たれるのはうれしい、すごく楽しみですね」と笑顔で心待ちにしていた。
山登りを趣味とするMVP男が、難所を乗り越え堂々の首位通過。頂上までの険しい道の途中に現れたのは、自身のMリーグ入りを強く後押ししてくれた恩人だ。ファンからは「フェニ2人勝ってる！」「激アツやんけ！」「これは見もの」「楽しみだな」と熱闘を期待する声が多数上がっていた。
2位は高、試合結果Mリーグ 日程
12月8日（月）
12月9日（火）
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