南3局、白鳥翔(連盟)の手にはソウズの中張牌が押し寄せた。11巡目に4索を引いたところでは、見た目にいかにもテンパイしていそうなイーシャンテンにたどり着き、ファンを軽く沸かせたが、より沸いたのが次巡だった。四万を引き入れてテンパイすると、役満・四暗刻のイーシャンテンにも取れるが、タンヤオ・平和・一盃口・赤と、ダマテンのままでも親の満貫が確定するテンパイになった。
この時、白鳥は三万を切ったが、ソウズの形は4・5・5・5・6・6・6・7。待ちとしては4・7索待ちだが、4索の場合は4・4・5・5・6・6の一盃口と5・6・7の面子、7索の場合は4・5・6の面子に5・5・6・6・7・7の一盃口という具合に、どちらが出ても平和・一盃口が成立するという珍しい形になった。ファンからは「これ何待ち?」「これ何切るんや」とテンパイ形に困惑する声から「どっちでもイーペーコーになる」「一盃口確定」という声もあった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mトーナメント プロ麻雀リーグ「Mリーグ」初となる冠大会で個人によるトーナメント戦。現Mリーガー36人と元Mリーガーやタイトルホルダーなどプロ5団体からの推薦者24人、計60人で行われる。Mリーグの昨シーズン優勝チーム所属の4選手は、予選2ndステージからシード出場となる。全試合「Mリーグルール」で行われ、予選は1stステージ、2ndステージ、ファイナルステージに分けて行われ、それぞれ2位までが次のステージに進出。セミファイナル(ベスト8)、ファイナルを経て優勝者を決める。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)



