【MLB】ブリュワーズ 3－1 ドジャース（7月8日・日本時間9日／ミルウォーキー）
【映像】大谷の特大31号アーチが外野手の頭上を“爆速通過”する瞬間
ドジャースの大谷翔平投手がブリュワーズ戦に「1番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席で、メジャー注目の剛腕ルーキー右腕、ジェイコブ・ミジオロウスキーから先制の第31号ソロ本塁打を放った。
注目を集めた両者の初対決。初球にいきなり100.3マイル（約161.4キロ）の剛速球を見送り、続く2球目の90.3マイル（約145.3キロ）のカーブで空振り。
完全にタイミングを外されたかに見えた大谷だったが3球目、再び投じられた88.2マイル（約141.9キロ）のカーブをすかさずフルスイング。完璧に捉えた打球は、打った瞬間にスタンドインを確信する特大弾となり、バックスクリーン右へ突き刺さった。
この打球に、ブリュワーズの外野手も打った瞬間に“確信”。一瞬だけ動きかけたが、すぐに追うのを諦めたように“見送り歩き”へと変わり、フェンス方向をトボトボと歩きながら、スタンドに吸い込まれる打球をただ見送るだけだった。
打球速度は108.4マイル（約174.5キロ）、飛距離は431フィート（約131.4メートル）。実況の田中大貴アナウンサーも「完璧！確信弾でした！」と興奮をあらわにした1発で、敵地ながらも球場は大歓声に包まれた。
ミジオロウスキー投手は、6月のメジャーデビュー以来、わずか4試合で3勝を挙げ、11イニング無安打を記録するなど“怪物ルーキー”として注目を集める右腕。そんな相手に強烈なインパクトを残したこの1発。打球をただ見送るしかなかった相手外野手のリアクションが、大谷の凄みを物語っていた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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