【NASCAR】第19戦 Grant Park 165(日本時間7月7日)/シカゴ・ストリートコース
全米人気ナンバーワンのレース、NASCAR(ナスカー)の第19戦がシカゴで開催された。レース途中、アクシデント発生時に導入されるペースカーが珍しいSUVだったことでファンの注目を集めている。
今大会の舞台は市街地コースということで、レース中は多数のスピンやクラッシュが見られた。特にレース序盤の3周目に起きた多重クラッシュは巻き込まれたマシンも多く、コースの復旧まで15分ほどかかる大きなアクシデントとなった。
レースは一旦レッドフラッグによる一時中断となったが、まもなくイエローコーションとなり、各マシンがペースカー先導のもと走り始める。するとこの時、視聴者からコメント欄へ「ペースカーなんですか?」という質問が書き込まれた。
このコメント欄は実況席からも確認できるのだが、解説の古賀琢麻氏がこれに気付いたのか、「ペースカーは、先ほどマスタングで、今シボレーのSUVに代わっているので、各メーカーでコーションごとに代えるんですね」と発言した。
基本的にレースのペースカー(セーフティカー)というものは、レーシングカーやレースマシンを先導しなくてはならないため、加速力や最高速など高い走行性能が求められる。となると必然的に、スーパーカーやスポーツクーペが選ばれることになり、各レースの主催・関連メーカーのフラッグシップスポーツなどが設定されることが多い。
しかし今回のレースでは、スタート前にはフォード・マスタング、この後のクラッシュではトヨタのGRスープラなども見られ、このシーンでは珍しいSUVのペースカーが登場した。このSUVは、シボレーの「ブレイザーEV」。2022年に発売されたSUV型のEV(電気自動車)で、現在、日本では正規販売されていないモデルだ。
古賀氏の発言を受けて、視聴者コメント欄内では、「へぇ」「さっきのペースカー、EV版NASCARのベース車だっけ?」「多分シボレーブレイザー」などといったコメントがあげられ、独自のやり取りが成り立っていた。
(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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