【MLB】ジャイアンツ 8-7 ドジャース(7月11日・日本時間12日/サンフランシスコ)
ドジャースが誇る野手のアジアコンビ、大谷翔平とキム・ヘソンの“ヘソン谷”で一時逆転の瞬間を生み出した。大谷の衝撃アーチを“弟分”と祝福する様子が話題となっている。
0ー1と1点ビハインドで迎えた3回表、ドジャースは先頭のキムがセンター前ヒットで出塁。その後、二盗と内野ゴロで三進。大谷の第2打席は、1死三塁で回ってきた。キムの俊足を考えると外野フライでも1点の場面だったが、大谷はその"最低限"を大きく上回った。
なんと初球を捉えると、打球はライトスタンドの場外に消え、さらにマッコビー湾に飛び込む第32号の逆転2ランホームランに。ゆっくりとダイヤモンドを一周した大谷は、ホームイン後に2人の定番パフォーマンスとなっている“韓国流”お辞儀を交わし、待ち構えていたキムのヘルメットをぽんぽんと叩き、労った。
その後の中継映像では、ベンチでチームメートたちから祝福を受けて一段落した大谷に、キムが興奮気味に近寄り、何かを語りかける様子が見られた。大谷はドヤ顔で頷きながら応じ、そのやりとりからは両者の良好な関係がうかがえる。
メジャー挑戦1年目ののキムは、開幕前には打撃面で課題があると言われていた。しかしこの試合で3安打の猛打賞、2盗塁を記録するなど、打率.349、11盗塁(失敗0)と、下馬評を大きく覆している。下位打線を任されることが多いキムが出塁し、1番が定位置の大谷が還す。そんな場面が増えれば、ドジャース打線はますます脅威となる。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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