【MLB】ジャイアンツ8-7ドジャース(7月11日・日本時間7月12日)
7月11日(日本時間7月12日)に行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・大谷翔平の“場外着水弾”で巻き起こった争奪戦が話題となっている。
0-1、ドジャース1点のビハインドの3回表・ドジャースの攻撃、1死三塁の場面で打席に立った1番・大谷の第2打席。この打席で大谷は、ジャイアンツ先発のローガン・ウェブが投じた初球、内角を突く146km/hのカットボールを狙い澄ましてフルスイング。すると打球は瞬く間にライト方向へと舞い上がり、そのまま打球速度106マイル(約170.6km/h)で球場の外へと飛び出し、410フィート(約125.0メートル)先のマッコビー湾へと着水。すると“場外弾待ち”となっていたおよそ20隻の船による争奪戦が勃発し、最後は自ら海の中へと飛び込んだカリフォルニア在住の郵便配達人ブラッド・レナードさんが見事、ボールを手に入れることとなったのだという。大谷の一発が呼んだこの争奪戦にファンからは「やりすぎw」「危ないだろ」「海寒いだろ」「船、20隻ぐらい?」「どんだけ必死やねんw」「場外ホームラン待ちってどんだけ気長いんだよ」といった様々な反響が巻き起こることに。
海上の争奪戦を制し、「最高!でも、めちゃくちゃ寒い…」と語ったレナードさん。それもそのはず、映像ではかなり明るく、季節柄、暑いようにも見えるものの、これはこの季節の日没時間が午後8時30分~8時35分頃と遅いため、実際には「夜」。しかもコーブ湾周辺の最高気温は18度、水温い至っては14度程度。これに加え、風速風速16km/h~27km/hの風が吹いていることから、体感温度的にはかなり肌寒く、ましてや海から上がってズブ濡れとなればなおさらのこと。しかしそうした苦労に見合った宝物を得ることができたとあってか、レナードさんは明るい笑顔を見せながら現地メディアの取材に応じることとなった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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