【MLB】ジャイアンツ1-2ドジャース(7月12日・日本時間7月13日)
7月12日(日本時間7月13日)に行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・大谷翔平が“絶妙な変化球”で見逃し三振を奪った場面が話題となっている。
1-0、ドジャース1点のリードで迎えた3回裏・ジャイアンツの攻撃、2死走者なしの場面で打席に立った9番パトリック・ベイリーに対して大谷は、初球、内角低めいっぱいに決まる149km/hのカットボールで見逃しを誘ってカウント0-1とすると、2球目、外角やや高め、159km/hのカットボールでファウルを打たせてカウント0-2と追い込むことに。そして勝負の3球目、大谷が投じたのは外角かなり遠いところへの141km/hのスライダー。これを見送ったベイリーであったものの、球審の判定はストライクとなり、3球三振となった。大谷がスライダーで決めたこの3球三振にファンからは「ドン引き」「これは打てない」「絶妙すぎる」「コントロールヤバいな」「これで調整登板エグい」「大谷さん投手楽しそうw」といった様々な反響が巻き起こることに。
今季の大谷といえば、二刀流封印前に比べ、負担軽減の観点から、スイーパーの比率を下げながら、様々な形で投球を組み立てているのが特徴。実際、この日も1回裏のマウンドでは1番からのジャイアンツ打線に対し、3者連続三振という完璧な投球を見せていたが、その際にも1番マイク・ヤストレムスキー、2番のエリオット・ラモスに対しては全球直球勝負であったにもかかわらず、3番のラファエル・ディバースに対しては、160km/hの直球に加えて球速差のあるカットボールとスライダーを混ぜながらの投球に。こうした様々な投球スタイルを自在に使い分ける投手・大谷に、今後も多くの打者が手こずることになりそうな気配だ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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