初日、こけら落とし最初の取組では15歳の序ノ口二十四枚目・東颯海(玉ノ井)が序ノ口二十三枚目・末冨(境川)を寄り倒して初日を出し、新アリーナでの記念すべき初白星を挙げた。
その取組前、審判の親方が西方から入場すると、まだ会場に客がまばらということもあり会場の広さ、観客席にキレイに並べられた新しい座布団の美しさが際立った。およそ60年の歴史を誇ったドルフィンズアリーナとはまた異なる魅力に「土俵きれい」「座布団がまぶしい」「マジ広い」などファンが興奮。一方では「VRみたい」「こんなの名古屋じゃないw」「綺麗すぎて怖い」「雰囲気が全く違う」「ピカピカな会場」といった驚きと戸惑いの声も相次いだ。
IGアリーナの収容人数は1万7000人で国内最大規模だが、名古屋場所ではこれまでとほぼ同数の7800席程度が設けられているという。その広さとゆとりから升席はこれまでより縦横とも18センチ長く、面積は1.3倍。本場所が催される4会場で最も広くなった。日本相撲協会として財団法人設立100周年を迎える記念すべき今年、現地観戦を楽しむ相撲ファンにとって、また一つ、新たな楽しみが増えたことになる。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗


