共産党は参政党への言及が多い

共産・国民の“他党言及”投稿
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 続いて、共産党と国民民主党のそれぞれの候補者が、他の党についてどの程度言及しているのかを見ていく(調査期間7月3日〜12日)。

 秋本記者は「選挙期間中に他党の名前を挙げて褒めるようなことは基本的にはなく、批判の対象にしたりする。また、『私たちは○○党とは異なり、こういうことをします』と言った投稿からは『意識している党がわかる』とも見ることができる。こうして見ると、国民民主党は自民党に関する投稿が一番多くなっていることがわかる。与党であるため『自民党とはここが違う』などの投稿が多い。一方、共産党を見ると、自民党より参政党が多くなっていることがわかる。具体的に中身を見ていくと、例えば外国人政策において(『日本人ファースト』を掲げる参政党に対して)共産党として反論点などを挙げたりしている」と説明した。

れいわも社民も参政党を強く意識?

れいわ・社民の“他党言及”投稿
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 さらに、れいわ新選組と社民党のそれぞれの候補者が、他の党についてどの程度言及しているのかを見ていく(調査期間7月3日〜12日)。

 秋本記者は「れいわ新選組は『自民党』が一番多く、次に多いのが『参政党』だ。社民党については『参政党』が最も多い。野党はどの党でも『与党の自民党はこういうことをしているが、我々はこうする』という投稿が多くなる傾向がある。しかし、そこに『参政党』が入ってくることが今回の選挙の特徴だ」と述べた。

Xに一番重点を置いて戦っているのは国民民主党?
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