藤井聡太王位がわずかに抜け出したか 永瀬拓矢九段との“有馬対局”は勝負所へ突入！／将棋・王位戦第2局

　将棋の藤井聡太王位（竜王、名人、王座、棋聖、棋王、王将、22）に永瀬拓矢九段（32）が挑戦する伊藤園お～いお茶杯第66期王位戦七番勝負第2局が7月16日、兵庫県神戸市の「中の坊 瑞苑」で行われている。封じ手の開封から始まった対局2日目は難解な中盤戦が繰り広げられており、今後の展開から目が離せない。
　藤井王位の先勝で迎えた第2局は、角換わり腰掛け銀の戦型に。永瀬九段にとっては用意の作戦だったか持ち時間を節約して進行していたものの、藤井王位の75手目に2時間24分の大長考に沈み、そのまま76手目を封じて指し掛けとした。