【MLB】カブス 4ー1 レッドソックス(7月18日・日本時間19日/シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手が“軽く振って”放ったホームランに、相手投手もフリーズ。ホームランを“確信”していた。
1回表を無失点で凌いだカブスは、その裏の攻撃で、先頭のブッシュ、続くタッカーが連続でフォアボールを選び、無死一、二塁のチャンスを作った。ここで打席に入った「3番・DH」の鈴木は、初球のストレートを捉える。渾身のフルスイングには見えなかったが、真芯で捉えたこともあり、打球はあっという間に左中間のフェンスを越える先制3ランホームランとなった。
MLB公式データサイト『Baseball Savant』によると、打球速度105.7マイル(約170.1キロ)、打球角度26度、飛距離389フィート(約118.6メートル)と、データ上でも完璧なホームランだったが、鈴木は確信歩きをせず、バットを投げてすぐに走り出した。
しかし、マウンドのジオリトは打たれた直後に後ろを振り向き、打球を見上げたままフリーズ。まるで鈴木よりも早くホームランを確信していたかのようだった。
SNS上では、「誠也また打ったんか 派手にやべえよ……」「鈴木誠也すごい」「最終的に40本 135打点くらい行きそう」「後半戦もその調子でガンガン打っちゃって」「オールスターに選出されなかった怒りの一打すごい誠也さん」「神ってるー」「“なんで俺をオールスターに選ばんかったんや”打法」など、称賛の投稿が多く見られた。
これで鈴木は80打点で堂々のリーグトップに立った。相手投手にも確信させる一撃を多く放ち、チームの優勝、そして打点王のタイトルへ向けて、このまま突き進むことが期待される。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


