中でも注目を集めたのは初代表の内田桜子だ。ジャンプなどを行う「フューチャードスイマー」として大役を担い躍動。激しく水面で跳ね、水中でも舞った。
貫録と言っても過言でないほどの演技見せた20歳ながら、2023年に新設された採点の瞬間を待つ空間の「キス・アンド・クライ」は意外な“素顔”も。緊迫の面持ちでチームメイトと手を握り、得点を示す電光掲示板を見つめていたが、その鼻にはノーズクリップが装着されたままとなっていた。
この“うっかり”に、解説者で1988年ソウル五輪銅メダリストの小谷実可子氏は「桜子ちゃん、鼻栓取るのも忘れてましたね!」とかわいくて仕方がない、というような声を上げる場面も。どれほどの緊張感の元で競技に臨んでいたかが伺える“名シーン”が生まれた瞬間となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


