かわいい“うっかり”がファンを魅了した。「世界水泳シンガポール2025」が7月20日に行われ、アーティスティックスイミング(AS)チームフリー決勝に臨んだ日本代表が334.7232点で銀メダルを獲得した。演技後に採点を待つ「キス・アンド・クライ」では、内田桜子(20)がノーズクリップを付けたまま待機。そのまま得点発表の瞬間を迎え、解説者からは「桜子ちゃん、鼻栓取るを忘れちゃってる!」とのツッコミが飛んでいた。
迫力の演技から一転、20歳の素の表情が垣間見れた瞬間だった。今大会に臨んだ日本代表チーム・フリールーティンのテーマは「武士道」。鋭く力強くも繊細な所作が要求される、超高難度の演技に挑んだ。平均年齢20歳と若いチームながら、おごらず前へ進む精神力を表現。序盤早々、世界でも屈指の美しく高さ抜群のブリッジで観衆の目を引くと、その独特の世界観で魅了した。
「桜子ちゃん、鼻栓取るのも忘れてましたね!」
