今場所、終盤の上位陣との対戦でも冷静な取り口を続けた琴勝峰。勝てば優勝という安青錦との直接対決もプレッシャーを見事に跳ね除けた。十三日目には新横綱・大の里(二所ノ関)を土俵下に投げ飛ばし、昭和以降の新横綱で単独ワースト、4個目金星配給という屈辱も味わわせた。
弟の前頭十七枚目・琴栄峰(佐渡ヶ嶽)が今場所で新入幕を果たしたこともプラスに作用しているのだろう。琴勝峰は敢闘賞と殊勲賞もあわせて受賞。名古屋の新会場「IGアリーナ」のこけら落としということもあり、注目度も高かった。その強い姿は相撲ファンの脳裏に刻まれたはずだ。
■琴勝峰 吉成(ことしょうほう よしなり)
生年月日:平成11年8月26日(25歳)
出身地:千葉県柏市
身長:190.0cm
体重:167.0kg
得意技:右四つ・寄り
(ABEMA/大相撲チャンネル)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗


