【MLB】パイレーツ6-0ダイヤモンドバックス(7月27日・日本時間7月28日)
7月27日(日本時間7月28日)に行われたピッツバーグ・パイレーツ対アリゾナ・ダイヤモンドバックスの一戦で、パイレーツの“怪物”オニール・クルーズが披露した超爆速走塁が話題となっている。
2回裏・パイレーツの攻撃、無死一塁、一塁塁上には四球で出塁した先頭・4番クルーズ。打席には5番のトミー・ファムという場面で、カウント1-2と追い込まれてから打ちにいったファムの当たりは、センター左へと鋭い弾道で飛び、そのまま細かく跳ねながら転がる一打に。すると完璧すぎるスタートを切ったクルーズは、凄まじい加速で瞬く間に二塁を蹴り、三塁へ。しかも、センターのアレク・トーマスが打球に追いつき、処理する間にクルーズは減速することなく三塁も蹴り、悠々ホームイン。身長約200.7cmの巨漢ながらも、類まれなスピードを持つクルーズならではの長躯ホームインで、なかなか勝ち星に恵まれない先発の若きエース、ポール・スキーンズを助ける貴重な先制点を奪う形となった。こうした“怪物”クルーズの激走にファンからは「やべえw」「恐ろしい」「反則だろ」「打球がセンター前の時に二塁w」「キャッチャー逃げたくなるやろな」といった様々な反響が巻き起こることに。
クルーズといえば、その恵まれた体格から繰り出す豪打に加え、巨漢選手とは思えないほどの瞬発力を持った“怪物”として注目を集めるが、今回の長躯ホームインはまさにそんなクルーズならではのもの。5ツールプレーヤーとしての資質を持つ新星として期待の若手だけに、今後もその躍動感あふれるプレーに、多くのファンが魅了されそうな気配だ。
なお、試合の方は序盤にリードをもらった昨季の新人王投手・スキーンズが6回を投げ、9奪三振・無失点の好投で今季6勝目。防御率を1.83とし、シカゴ・カブスのベテラン右腕マット・ボイド(2.20/2位)、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸(2.55/5位)らを抑え、ナ・リーグ単独トップへと躍り出ている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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