【写真・画像】「アツい兄貴」参政党・神谷宗幣代表を12年前から知る古谷経衡氏が明かす人となり…初期メンバーが離れた理由「行動力があるのでワンマンで決めてしまう」 1枚目
【映像】1分でわかる神谷代表のプロフィール
この記事の写真をみる(2枚)

 参院選で大躍進した参政党が注目を集めている。                        

【映像】1分でわかる神谷代表のプロフィール

 元自民党衆院議員の宮崎謙介氏は「参政党は来るべくしてきた印象だ」と語る。「岸田政権以降、自民党はリベラル色の強い政策をやってきている。保守層も石破政権で安倍派が切られたため、安倍氏を支持していた人々が『自民党は嫌だ』となった。その受け皿がない状況だったが、ここに来て参政党や日本保守党、国民民主党に票が流れていった。自民党の取ってきた政策やスタンスが、こういう結果を招いてしまった」。

 加えて、支持者とのコミュニケーションにも違いがある。「参政党は地方議員が約150人いて、小選挙区もほとんど支部を設けるなど、草の根活動をしている。自民党も車座の集会など、リアルのFace to Faceの活動を大切にしているが、参政党はネット選挙だけでなく、膝を突き合わせた“オフ会”のような集会をやっているから強い。これは一過性のブームではなく、かなりこれから先も伸びてくる。分析している自民党議員は危機感を覚えている」。

 参政党は2020年4月、神谷宗幣氏を含む5人で結党した。キャッチコピーは「投票したい政党がないから、自分たちでゼロから作る」「政党DIY」だ。2022年参院選では反ワクチン、反マスク、オーガニック食品支持層に訴求し、176万票を集めて国政政党になった。「日本政府やマスコミはディープステート(闇の政府)に操られているといった反グローバリズム系陰謀論」を主張し、教育勅語を尊重する。党員やサポーターは10万人以上いる。

12年前から知る古谷経衡氏が明かす人となり
この記事の写真をみる(2枚)