第2試合は東家から岡本、相川、小林、伊達の並びで開始。ここでも小林は序盤から好配牌を得る。東1局、ドラ6索を対子にすると、11巡目に1・4・7筒待ちの三面張で先制リーチをかけた。アガれば決定打となりそうなこのチャンス、小林は一発で4筒をツモ。リーチ・一発・ツモ・ドラ2・裏ドラの1万2000点を入手した。視聴者からは「つええええええ」「完璧すぎるわw」「コバゴー鬼だな」「これはトナメ専用機」と賛辞が多数集まった。

 小林はトップ目のまま南入。南3局の親番は七対子で守備的に打ち回し、伊達が相川から3900点をアガって無傷で消化。南4局は白をポン、一・四万待ちをテンパイすると、伊達から1000点をアガってトップ終了となった。

 これで2年連続ファイナル進出。ノーシードからの勝ち上がりは、それだけで偉業といえる。小林は「東1局に恵まれた跳満をツモって、それだけだったなと思います」と、謙虚に第2試合を振り返った。優勝確率については「26%と言いたいところですが、なかなかメンツが厳しくなりそうなんで…。25%くらいあればいいなと思っています」と冷静に語った。

2位は伊達、試合結果詳細

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