中継の視聴者の間でも、「えぐ」「いい球」「打てんよこりゃ」「えっぐいな」「素晴らしい」「こんなん攻略できんよ」など、この“魔球”に対して絶賛の声が続々とあがった。
続く6球目のスプリットでも空振りを奪い、スティーブンソンを見事に三振に仕留めた山本。ストレート、スプリット、そしてこの回で披露した急落カーブと、緩急と縦の変化を自在に操る投球術が冴え渡った。
特にカーブは球速72.5マイル(約116.7キロ)、落差68インチ(約172.7センチ)と変化量も十分で、球速差とのギャップでバッターは完全にタイミングを崩された。速球とのコンビネーションで打者の読みを外し、決して派手ではないが確かな技術で空振りを奪っていく山本の投球術が光ったワンシーンだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

