「世界水泳シンガポール2025」17日目が7月28日に行われ、男子3mシンクロ飛板飛込ではイギリスのアンソニー・ハーディング、ジャック・ローのペアが405.33点で銅メダルに輝いた。最終演技では難易度3.8の109C(前宙返り4回転半抱え型)をきっちり決めると、解説者からは「強いわ、やっぱり!」と称賛の声も飛び出した。
飛び板の反動をつかってフワッと舞い上がった瞬間から、超高速スピンがスタートする。ハーディング、ローの2人が息を合わせて踏み切ると、両足を抱えるようにして一気に高速回転。タイミングをずらすことなく姿勢を取ると、ほとんど同時に2人はズドンと音を立てつつも、小さな水しぶき「ノースプラッシュ」で入水を決めた。
美しいノースプラッシュ
