【NASCAR】第22戦 Brickyard 400/インディアナポリス・モータースピードウェイ(日本時間7月28日)
米国屈指の人気を誇るストックカーレース「NASCAR」で、100戦未勝利だったドライバーが悲願の劇的勝利。レース後に妻と子供と勝利を祝った歓喜の瞬間にサーキットの観客から大歓声が上がり、中継でも話題となる一幕があった。
世界三大レースのひとつ「インディ500」の開催地として知られるインディアナポリス・モータースピードウェイで行われたNASCAR 第22戦。レースは終盤にアクシデントが起きる波乱含みの展開で、“オーバータイム”と呼ばれる延長戦を経て31歳のバッファ・ウォレスが2021年のカンザス大会以来の劇的な勝利を飾った。100レース勝利がなかったウォレスだが、延長により最後はガス欠の危機も乗り越え、ようやく掴んだ薄氷の優勝だった。
レース直後、ホームストレート上でインタビューを受けたウォレスは「赤旗があって…チームに感謝しているけど」と、時折詰まりながら言葉を紡ぎ、「ビクトリーレーンに戻ってこられて良かった」「自分を信じてくれた」と語った。実況の増田隆生アナウンサーが「それが奥さんのアマンダさんであり、話に出たお子さんのベックスくん…ベックスくんはまだ赤ちゃんなんですけれど」とレポートしている最中、コースサイドに来ていたアマンダさんとデックスくんの元へ優勝したウォレスが駆け寄り、歓喜の抱擁。ウォレスはアマンダさんにキスをし、続いて赤ちゃんのベックスくんを観衆が詰めかけたスタンドに高々と持ち上げた。
中継の視聴者からも「自慢の親父や」「ベックス君一生忘れられん思い出やろな」「ドラマがありすぎる」「今年ずーっと惜しいレースが多かったから、喜びもひとしおだろなー」など様々な反響の声が寄せられた。
増田アナウンサーは「ベックスくんは今どういう状況かわかっていませんが、大きくなって(このシーンを)見たら“凄かったんだ!”ということがわかると思います」と伝えた感動のシーンだった。また、「100レース勝てなかった…ただし今度勝ったのが今シーズン初勝利。プレーオフを手繰り寄せ、さらにインディアナポリス・モータースピードウェイでの勝利です」と、伝統あるコースでの悲願の勝利を締め括った。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
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— NASCAR (@NASCAR) July 20, 2025
We'll reset for #NASCAROvertime. pic.twitter.com/NKG7pbGbeh
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