【MLB】レッズ 4－5 ドジャース（7月29日・日本時間30日／シンシナティ）
辛い時にこそ笑う──これが超一流のメンタルだろうか。ドジャースの大谷翔平投手はレッズ戦に「2番・DH」で先発出場。試合は5打数ノーヒットに終わったものの、大谷が“鈍感力”で精神力の高さを垣間見せる場面があった。
ドジャースが2点ビハインドで迎えた7回表。1死一、二塁の場面でこの日の第4打席に立った大谷。ここまでの3打席はレッズの先発ロドロ投手の投球に手も足も出ず、3打席連続三振を喫しているという状況で右腕のアシュクラフト投手を迎えたが……ここで大谷は、打席に入る際に審判と談笑する場面が見られた。
これに驚いたのが試合を配信したABEMAの解説陣だ。元メジャーリーガーの岩村明憲氏は「笑ってますもんね」と、大谷が笑っていることに気づくと、同じく解説・糸井嘉男氏も「3三振して笑えます？」と苦笑い。岩村氏も「笑えないですよ、顔引き攣ってますよ、本当は」と、笑いを交えながら驚いた様子のコメントを見せた。
現役時代、天然キャラとしても知られた糸井氏ですら「すごいな、この精神力」と驚く大谷の鋼メンタルと“鈍感力”。それだけに何かやってくれそうな気配はあったのだが……残念ながらこの打席も大谷はアシュクラフトの変化球にてこずり空振りの三振。この日4つ目の三振を喫してしまった。
大谷の驚異的なメンタルにはファンもリアクション。ABEMAのコメント欄では「笑平」「笑顔谷」「大谷笑ってるw」と、大谷の笑顔に驚いているような声が目立っていた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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