【MLB】レッズ5—2ドジャース(7月30日・日本時間31日/シンシナティ)
ドジャースの大谷翔平投手がレッズ戦に「2番・投手」でスタメン出場。今季初めて4回のマウンドに臨んだが、筋肉の痙攣の影響で緊急降板。打者大谷も2試合連続ノーヒットと、快音は響かなかった。
前日の試合では10試合ぶりに5打数無安打に終わった大谷。この日の第1打席はファーストゴロ、先頭打者として迎えた4回の第2打席はセカンドゴロに打ち取られた。
再び先頭打者として迎えた6回の第3打席は見逃し三振。第4打席はファールフライに打ち取られた。2死一塁で迎えた9回の第5打席はセンターライナーに打ち取られ、この日は5打数無安打、打率を.269とした。
今季7度目の先発マウンドにあがった投手・大谷は初回、デラクルーズにタイムリーを打たれ先制を許す。2回も2本のヒットを許したが、2つの三振を奪うなど追加点を許さない力投を見せた。
3回はわずか8球で三者凡退に仕留めたが、今季初となる4回のマウンドでは先頭打者マルテにヒットを許すと、続くスティーブンソンに対し、2球連続でワイルドピッチ。さらに四球を与えてしまい、無死一、三塁となったところでロバーツ監督がマウンドに向かい、緊急降板。この日の大谷は3回0/3、今季最多の51球を投げ2失点、被安打5、与四球2、4奪三振という内容となった。
追いかける展開となったドジャースは4回、スミスが四球で出塁すると、フリーマンが24試合ぶりとなる11号2ランを放ち逆転に成功。しかしその裏、犠牲フライで試合を振り出しに戻されてしまう。
そして8回、力投を続けていた3番手シーハンが2死一、二塁のピンチを迎えると、スティアにタイムリーを許し2失点。さらに代わったトライネンもレッズ打線の勢いを止めることができず、さらに1点を失った。
久々のスイープに期待がかかったドジャースだったが、接戦を落とし惜敗。7月最後の試合を勝利で飾ることはできなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



