【MLB】ツインズ1-13レッドソックス(7月30日・日本時間7月31日)
7月30日(日本時間7月31日)に行われたミネソタ・ツインズ対ボストン・レッドソックスの一戦で、レッドソックス・吉田正尚のあるプレーが話題となっている。
2-1、レッドソックス1点のリードで迎えた4回表・レッドソックスの攻撃、2死二塁の場面で打席に立った7番の吉田は、カウント0-2からの3球目、内角低めへと沈む143km/hのスライダーを打ちに行って空振り、三振となったが、その際にキャッチャーのライアン・ジェファーズがボールを取りこぼしたことから振り逃げの機会が生まれ、吉田はスタートを切り一塁に向かうことに。ジェファーズは自分の目の前に転がったボールを拾い上げ、すぐさまそのボールを手に、吉田を追いかけ一塁へ走りだす吉田にミットを背後からタッチ。三振で事なきを得たかに見えたが、実はボールはミットに入っておらず、そのままボールは本塁方向へと転々。その間に吉田は悠々一塁へと到達、まさかの“振り逃げ成功”となった。
すると、この予期せぬ展開に、現地実況も思わず半ば呆れ気味のトーンで苦笑。さらにマウンドから降りてきて間近でその一部始終を目撃することとなったツインズ先発のゼビー・マシューズは、「おいおい…」と言わんばかりの表情で酷く落胆した様子を見せることに。しかもその直後の8番セダン・ラファエラの打席で吉田が隙を突く形で二盗を決め、2死ながらも二、三塁とピンチを拡大すると、塁上で思わずニンマリの吉田とは裏腹に、ツインズバッテリーには“なんともいえない空気”が漂うこととなった。吉田の“振り逃げ成功”と、その後のツインズバッテリーのリアクションに、ファンからは「これは酷いw」「ウソでしょ」「なかなかの珍プレー」「キャッチャー何してんだよw」「正尚全力疾走偉い」「ピッチャーのガッカリ感ハンパないw」といった様々な反響が巻き起こることに。
なお、こうしたプレーがいたずらに士気を下げる形となってしまったのか、ツインズは5回にも4点、6回にもさらに2点を失い、6回終了時で1-8と大量リードを許すと、9回には野手登板のコディ・クレメンスらが打ち込まれ、終わってみれば1-13の大敗となった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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