第2試合は東家から伊達、堀、小林、佐々木の並びで開始した。東1局、堀はドラの發をポン。6・9筒待ちに構えると、小林から9筒でロン。發・混一色・赤・ドラ3の1万2000点で大きな先制に成功した。トップ目で東場を終えたが、南1局1本場では伊達に7800点(+300点、供託1000点)のツモアガリを許し、2着へ後退した。それでも堀の優位は変わらず、南4局は小林にトリプル役満、伊達に役満条件を押し付けた。残るライバルはラス親の佐々木だ。しかしこの局、佐々木の早いリーチに堀は親満貫を放銃。この失点で佐々木だけではなく、伊達にも現実的な優勝条件が復活し、堀は窮地に追い込まれた。

 南4局1本場、堀は意を決し最後の仕掛けに出た。まず2索をチー、さらに二度受けの八万をチーして五・八万待ち。アガれば優勝のタンヤオをテンパイだ。山に残る待ちはわずか1枚のみ。一方で、佐々木の手には八万がある。佐々木、伊達が追い付くか、それとも堀が逃げ切るか。視聴者が固唾を飲んで見守った最後の戦いは、佐々木が八万を切り、堀がタンヤオの1000点(+300点)で決着した。

 優勝インタビューでは「うれしいです」と笑顔で語り、試合前に愛息から「絶対に負けるな」と励ましの言葉をもらっていたことも明かした。さらに堀は「楽しかったです。みんな強いので。楽しい麻雀を打って、結果も出せて、最高に楽しかった」と心からの言葉で大会を締めくくった。

 9月に開幕するMリーグ2025-2026に向けては「サクラナイツは昨シーズン、とても残念な結果で終わってしまった。みんなで頑張って勝っていきたい」と力強く抱負を語った。“楽しく打ち、楽しく勝つ”。かつてチームの精神的支柱・沢崎誠(連盟)が掲げたこの言葉を、堀が新たに体現してみせた。

うれしい初V!試合結果

Mリーグ 日程

12月8日(月)
  • U-NEXT Pirates
  • BEAST X
  • EARTH JETS
  • KONAMI 麻雀格闘倶楽部
12月9日(火)
  • 赤坂ドリブンズ
  • EX風林火山
  • セガサミーフェニックス
  • 渋谷ABEMAS
Mリーグ 配信情報まとめ
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