【MLB】レイズ0-5ドジャース(8月1日・日本時間8月2日)
8月1日(日本時間8月2日)に行われたタンパベイ・レイズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・大谷翔平の珍しいハプニングと、その際に披露した爆速走塁が話題となっている。
3回表・1死走者なしの場面で打席に入った2番・大谷は、カウント1-1からの3球目、レイズ先発のシェーン・バズが、外いっぱいのところを狙って投じた148km/hのチェンジアップを豪快に打ちにいくも、ボールを捉えた箇所がやや先端すぎたのかバットが折れ、その破片と打球が、右方向へと飛ぶことに。破片が独特な放物線を描きながら高々と舞い上がるなか、打球はセカンドを守るブランドン・ローのほぼ正面へと転がるボテボテのゴロとなったものの、ローの捕球直前に、破片が目の前へと落下してきたことからすぐには捕球できず、その間に大谷は俊足を飛ばして一塁を駆け抜け、内野安打に。はからずもこれが大谷にとってこの日の初安打となった。折れたバットの先端が一二塁間まで飛んで落下するという珍しいハプニングがあったとはいえ、それに乗じて瞬く間に一塁を駆け抜けた大谷に、ファンからは「速すぎ」「意味分からんw」「加速ハンパない」「まさに爆速」「大谷さん全力疾走さすが」といった様々な反響が巻き起こることに。
あからさまな凡打性の当たりとなると、全力疾走をしなかったり、途中で走るのをやめてしまう選手も少なくないなかで、あくまで基本に忠実に、“手を抜かぬ走塁”を行うことで知られる大谷。今回のラッキーな内野安打も、全力疾走でなければローの捕球・送球が間に合い、アウトとなっていた可能性もあるだけに、ある意味、大谷の“手を抜かぬ走塁”と、その俊足ぶりがもたらした一打であるともいえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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