勝利した佐藤九段は、「序盤から乱戦だったが、こちらが馬と角、相手が竜と飛車という主張点が異なる将棋で時間があればいくらでも考えたい将棋だった。こちらが相手の王様の側を攻めるターンが続いたところで、短い持ち時間ということもありこちらが勝ちやすい展開になっていったのかもしれない」と一局を総括。一方、菅井八段は「一手一手が難しい大変な将棋だったが、うまく馬と角を2枚設置されて端を攻められて苦しくなったと思った」とコメントした。
この結果、佐藤九段は2回戦への進出が決定。次戦は9月13日に予定されている熊本大会で、伊藤叡王と対戦する。
JTプロ公式戦は前年覇者、タイトルホルダー、賞金ランキング上位者から12人が選出されるトップ棋士たちによるトーナメント戦。持ち時間は各10分、切れたら1手30秒未満、各5分の考慮時間。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






