「世界水泳シンガポール2025」が8月1日に行われ、男子3m飛板飛込でメキシコのオスマル・オルベラ イバラ選手が中国勢の牙城を崩し、529.55点で初の金メダルを獲得した。最終6本目の演技では最高難度の技を決め切り、場内からはこの日一番の大歓声が沸き起こっていた。
メキシコのオルベラ イバラが、中国勢の猛追を振り切る圧巻の演技を見せつけた。5本目を終えた時点で1位に立っていたオルベラ イバラは、最終演技で『5156B』(前宙返り2回半3回捻り)に挑戦した。
『5156B』は、難易度3.9と最も難しいレベルに部類されている。“飛込王国”とも言える中国勢の曹縁選手、王宗源選手が後ろに迫っていることもあり、ハイリスク・ハイリターンの技に挑んだようだ。
「素晴らしいー!ヤハハハハハー!」
