「世界水泳シンガポール2025」が8月1日に行われ、競泳男子200m平泳ぎ決勝で日本代表の渡辺一平選手が2分7秒70で銀メダルを獲得した。観客席には、日本競泳界の“キング”・北島康介氏の姿も。お家芸とも言えるこの種目で、日本勢で3大会ぶりのメダルを飾った。
大先輩の北島康介氏の目の前で、渡辺が力泳でメダルをもぎ取った。準決勝を1位通過で決勝の舞台に臨んだ渡辺は、決勝でも堂々と落ち着いた泳ぎを披露。じわじわと準備を上げると、最終50mで追い上げを図り2位に浮上した。
「一平は100~150mで勝負を仕掛けて120%の力を出し切った」
