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【映像】予選敗退に悔しさをにじませる稲葉八段
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 前年覇者がまさかの予選敗退を喫した。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2025」予選Aリーグ2位決定戦、チーム稲葉 対 チーム菅井が8月2日に放送された。今季も優勝候補筆頭だったチーム稲葉だったが、本戦入りをかけた大一番でチーム菅井に1勝5敗で敗退。予想外の結果に、視聴者を「なんと!」「前回の覇者が」と騒然とさせていた。

【映像】予選敗退に悔しさをにじませる稲葉八段

 前回王者のチーム稲葉を率いる稲葉陽八段は、優勝メンバーで弟弟子の上野裕寿五段(22)をドラフト指名。さらに、2024年10月にプロ入りしたルーキー・吉池隆真四段(20)を仲間に引き入れ、連覇を目指していた。

 Aリーグ初戦でもチーム菅井と激突していたが、ここでは5勝2敗で好発進。しかし、Aリーグ1位決定戦でチーム豊島に敗れたところから歯車が狂ったか、再戦となったチーム菅井との本試合でもまさかの1勝5敗で敗退。稲葉八段が同門の弟弟子・菅井八段とのリーダー対決を制し、意地の1勝をもぎ取ったものの、上野・吉池の若手コンビが不発となり、予選敗退が決まった。

「スタートが悪くてそのまま盛り返しきれなかった」
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