参議院選挙での歴史的敗北を受けて、自民党の小林鷹之元経済安全保障担当大臣が3日放送のABEMA的ニュースショーに出演し、大敗の要因について語った。
小林氏は「この敗因をどう分析するかは非常に重要だと思っていて、私が感じているのは、一言で言うと、自民党が国民の不安や不満に対してしっかりと答えることができなかったことだと思う」とコメント。
具体的には「要因はいくつかあるが、大きく分けると3つある」として、1つ目の要因は「スピードがなかった。つまり所得税の話にしても、あるいはガソリンの暫定税率の廃止についても、例えば、自民党はやると決めたが、結局は他党の方がスピードが早かった。自民党はどうしたかというと、例えば、税制改正の通常の慣例的なスケジュールの中でやろうとした、これがスピードがなかった」と分析した。
2つ目の要因は「能動的な発信が足りなかった」
