【MLB】ドジャース12—6カージナルス(8月5日・日本時間6日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手がカージナルス戦に「1番・DH」でスタメン出場。7回の第4打席では四球を選び出塁すると、直後に2試合ぶりとなる今季16個目の盗塁に成功。あまりの“しれっと”さに「いつの間に」と、驚きの声があがった。
5-3とドジャースが2点リードで迎えた7回。先頭で四球を選んだ大谷は、続くベッツへの初球からすかさずスタート。相手4番手の右腕フェルナンデスが投球動作に入った瞬間に迷いなく加速し、二塁へ到達したときには、捕手がすでに送球を諦めていた。
カメラも追いきれないほどのスピードで決めた盗塁に、「しれっと」「あっさり盗塁w」「いつの間に」「走ってて草」「余裕のセーフ」など、驚きの声が相次いだ。なかには「実質二塁打」といった声もあり、衝撃的な盗塁スピードに、本拠地も騒然となった。
この試合の解説を務めた元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏は「これ本当に、日本だったらめちゃくちゃ怒られるやつです。1番の先頭出して、簡単に走られるなんて、しかも初球。何考えてるんだ?って言われる野球なんです」と、驚きつつコメントした。
ドジャースはこの回、大谷の出塁をきっかけにマンシーのタイムリー、さらにテオスカー・ヘルナンデスがマルチホームランとなる3ランを放つなど一挙5点を挙げるビッグイニングに。まさに試合を決めるきっかけとなった盗塁だった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


