【MLB】ドジャース12-6カージナルス(8月5日・日本時間8月6日)
8月5日(日本時間8月6日)に行われたロサンゼルス・ドジャース対セントルイス・カージナルスの一戦で、ドジャース・大谷翔平が披露した爆速盗塁と、あまりに無警戒な形で走られた相手バッテリーが話題となっている。
5-3、ドジャース2点のリードで迎えた7回裏・ドジャースの攻撃。この回先頭の1番・大谷に対し、この回からマウンドに上がった4番手ライアン・フェルナンデスは、勝負を避ける形でストレートの四球で大谷を歩かせると、続く2番のムーキー・ベッツへの初球で大谷がスタート。すると、捕手のヨエル・ポソは二塁へと送球する素振りさえ見せずに、大谷は悠々二塁を陥れることに。今季16個目の盗塁をマークすることとなった。
相手の隙を突く形での完璧な盗塁を披露した大谷に、この日、ABEMAの中継で解説をつとめていた五十嵐亮太氏は「ホントに日本だったらめちゃくちゃ怒られるやつです。1番、先頭出して簡単に走られるなんて。初球、しかも。何考えてんだ?言われる野球なんですこれは。ホントに」と、カージナルスバッテリーの怠慢ぶりを指摘する形でコメントした。
大谷といえば、本拠地開幕後ほどなく迎えた4月4日(日本時間4月5日)のフィラデルフィア・フィリーズ戦で、0-3とビハインドの8回2死一、三塁、打席には2番のベッツという場面で、一塁走者として出ていた大谷が二盗を試みるも失敗し、ロバーツ監督から「ムーキーが打席にいる時は、もしスタートを切るなら確実にセーフにならないとダメだ」と苦言を呈されたことも。既に今季の盗塁死は、59盗塁をマークした昨季と同じ4回に達しているが、ドジャースの中では貴重な“走れる打者”であるだけに、絶えず先の塁を狙うその貪欲で、積極的な走塁に期待したいところだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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