【MLB】ドジャース - カージナルス(8月6日・日本時間7日/ロサンゼルス)
【映像】大谷翔平、10試合ぶり“自援護”ホームランで確信歩き
ドジャースの大谷翔平投手がカージナルス戦に先発。今季最長の4イニングを投げきり被安打2、無四球で8つの三振を奪うなど1失点で降板。不運なヒットをきっかけに失点を喫するも、自ら10試合ぶりとなる逆転ホームランを放つなど躍動。本拠地のファンを熱狂させた。
大谷は今季ここまで7試合に登板し勝ち負け無し、合計15イニングを投げ17奪三振で、防御率2.40の成績。右肘の手術から二刀流として復帰してからは徐々に投球イニング数を伸ばしていたが、7月30日(同31日)の前回登板では今季最長となる4回途中に右でん部のけいれんで緊急降板していた。
前回苦戦した高温多湿のビジターとは打って変わって、ホームでのデーゲームとなったこの日は「1番・投手」として出場。1回表は味方の好守にも助けられる形で3人で仕留め、3試合ぶりに初回を無失点で終える。
打者として出塁した直後の2回、ドジャース移籍後初めてカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手との“侍対決”が実現。99マイルのストレートで空振り三振に打ち取ると、この回もテンポ良く三者凡退に抑える。
両チーム無得点のまま迎えた3回、先頭バッターに不運なヒットを許し今日初のランナーを背負うと、2死ランナー三塁からカージナルスの1番ドノバンが意表をつくセーフティーバントを敢行。三塁ランナーのホームインを許し、失点してしまう。
それでもこの回の失点をその1点で食い止めると、その裏に自身10試合ぶりの第39号ツーランホームランを放ち逆転に成功。その後、大谷は前回投げきれなかった4回のマウンドに上がると、この回もヌートバーら3人全員から三振を奪い、前のイニングから四者連続三振の圧巻のピッチングで締め括った。
結局大谷はこの回で降板。4イニング54球はいずれも今季最長&最多で8奪三振、被安打2、無四球1失点のピッチングで、防御率は2.37となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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