【MLB】エンゼルス7ー4ドジャース(8月11日・日本時間12日/アナハイム)
ドジャースの大谷翔平投手がエンゼルス戦に「1番・DH」でスタメン出場。8回の第4打席で3試合連続となる42号ソロを放った。芯を外したようにも見える一打ながら、放った瞬間に“確信歩き”を見せ、実況・解説、そして視聴者を驚かせた。
0-7とドジャースが7点ビハインドの8回、1死走者なしの場面で迎えた第4打席。大谷はこの日メジャー再昇格を果たした4番手右腕アンダーソンと相対。フルカウントからの6球目、カットボールを捉えると、打球は右中間スタンドへと吸い込まれていった。打球速度100.0マイル(約160.9キロ)、飛距離389フィート(約118.6メートル)と完璧な一発だった。
これで大谷は今季4度目の3試合連続本塁打。古巣エンゼル・スタジアムでは通算100本目のホームランとなり、42号は今季最長を更新する10試合連続安打を記録した。
打った瞬間、確信歩きを始める大谷。打球を目で追い歩きはじめると同時に、左手が痺れたのか手をフリフリ。ベンチに戻った際にも、左手を気にする素振りを見せていた。
この試合の解説を務めた元メジャーリーガーの髙橋尚成氏は「これ、詰まってるんですかね?手、気にしてたんで。でもスタンドまで行くんで、それがやっぱり大谷選手の凄いところだと思います」と感嘆。実況の田中大貴アナウンサーも「まだ痺れている感じありますもんね、異次元です」と驚きを隠さなかった。
中継の視聴者からも「とんでもねーな」「詰まったホームランなのか今の」「つまってHR、漫画かよ」「詰まっても入れるパワー」「詰まってこれはえぐい」「あれホームランおかしいやろ笑笑笑」「ほんとによく飛ぶよ」など驚きの声が寄せられ、詰まったように見えた打球がスタンドまで届く衝撃の一打に、球場も視聴者も騒然となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


