【MLB】ドジャース ー パドレス(8月15日・日本時間16日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でパドレスとの首位攻防戦に先発出場。連続試合安打は12試合で止まったが、3打数無安打、1四球、1打点の結果を残している。ドジャースは、パドレスとの首位攻防戦に先勝。これで首位タイに浮上している。
前カードではエンゼルスとのフリーウェイ・シリーズで3連敗を喫し、シーズンスイープを許したドジャース。これにより108日ぶりに首位陥落となり、この日からは首位に立つパドレスとの首位攻防戦を迎えた。
チーム状態とは対照的に、大谷は打撃好調。8月全12試合で安打を放ち、5回のマルチ安打に1度の3安打(猛打賞)を含む19安打を放っている。ホームランも4試合連続アーチもあって、月間5本塁打と勢いを持っている。
注目の初回第1打席は、フルカウントからの7球目、外角高めのシンカーを捉える。107.3マイル(172.7キロ)の強烈な打球だったが、センターの正面に飛んでライナーとなった。
1点ビハインドで迎えた3回の第2打席は、無死満塁のチャンスで打席に立つ。するとカウント2ー2から外角の見逃せばボールとなるようなストレートを引っ掛けてセカンドゴロに、この間にサードランナーが生還し、大谷も快足を飛ばしてダブルプレーを免れた。その後ベッツの犠牲フライで逆転に成功。スミスの打席で大谷が二盗を仕掛けたが、失敗に終わっている。
6回の第3打席は四球で出塁。8回の第4打席は空振り三振に倒れた。この日は3打数無安打1四球、1打点で、連続試合安打は12でストップとなった。
ドジャースは先発のカーショーが2回にソロホームランを浴びるも、その後はパドレス打線を抑える。6回、76球、2安打、1被本塁打、3奪三振、1四球、1失点の成績にまとめると、7回を任されたカスペリアスもスコアボードに0を並べた。打線も、2ー1とリードして迎えた7回にテオスカー・ヘルナンデスが19号ソロホームランで2点差とした。
8回にはベシアが3四死球で満塁とされ、アラエスに犠牲フライから1点差に詰め寄られた。しかし後を引き継いだトライネンがなんとかリードを守ることに成功。9回も抑えて、ドジャースがパドレスとの首位攻防戦初戦を制して首位タイに浮上している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


