アメリカで人気のストックカーレース、NASCAR(ナスカー)の第24戦がニューヨーク州で開催されたが、ピット作業中にクルーのジャッキ担当者がジャッキを手から落としてしまうドタバタ劇が見られ、12日の中継でも話題となった。
90周で争われるレースの60周目、チームと無線で更新してピットインのタイミングを見計らっていたタイ・ギブスの54号車が、いよいよ給油とタイヤ交換のためにピットへ入ってきた。順位もひと桁台から落ち初めていたところだったので、ピットクルーの間にも緊張が走る。
しかし、まずは左側の前後タイヤを交換し、クルー全員が反対の右側へ移ろうという時に、ジャッキ担当者がジャッキをつかみ損ねた。その時はすぐに掴み直したが、さらに移動しながら身体の後ろで左手から右手へ持ち替えようとして、なんとジャッキを落としてしまう。
すかさず、「ジャッキマンがミスっちゃった。こういうのも逆側だからでしょうね」と解説の古賀琢麻氏。普段NASCARで使用するオーバルトラックは左回り(時計と逆周り)が基本となっているが、今回の戦いの舞台となるワトキンスグレン・インターナショナルは、右回り(時計回り)のコースになっているため、ピットもいつもと逆の右側にウォールがある作りになっている。
実況の野村達也氏は「普段とは逆のピット配置になっているなかで、ピットクルーが苦戦するシーンもちらほらあります」と語ると、古賀氏は「(身体の後ろを回してジャッキを持ち帰る作法は)特にこのタイ・ギブスのチームのジャッキマンが流行らせたんですけど、反対まわしはダメでしたね(笑)」とフォローした。
数秒ながら痛恨のミスとなった同シーンを観ていた視聴者からは、「ジャッキマンミスったなぁ」「ジャッキ落とした」「ロスった~」「ミスってめんご」「JGRらしくないな」「取り逃して落下」「ジャッキが逆回り拒否の図w」など多くのコメントが集まった。(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)
この記事の画像一覧チェッカーの瞬間、思わず走ってピットウォールに駆け寄った、佐藤琢磨ホンダ・レーシング・スクール・鈴鹿(#HRS)プリンシパル。
— Honda Racing(HRC) (@HondaJP_Live) August 10, 2025
レーシングスクール教え子のスーパーフォーミュラ初優勝を見届けました。#SFormula pic.twitter.com/cVrqjW8esB
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?

