将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋聖、棋王、王将、23)と挑戦者の永瀬拓矢九段(32)が激突する伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦七番勝負は8月20日、福岡県宗像市の「宗像ユリックス」で第4局2日目の対局を行っている。注目の一戦は、永瀬九段がリードする展開に。藤井王位が引き離される展開に、解説棋士も「中盤でこれだけ差が付くのは初めて見た気がする」と驚きを隠せない様子だった。
シリーズは藤井王位の3連勝で推移。防衛6連覇に向けてあと1勝に迫っている。一方、星取りで後がない永瀬九段にとっては踏ん張りどころだ。角換わりの出だしから永瀬九段がとっておきの新手を繰り出し、前例のない形となった。
盤上は中盤の難所に突入しているが、後手番の永瀬九段がリード。持ち時間でも約2時間の差を付けており、永瀬九段のペースで進行していると見られている。
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