【MLB】ロッキーズ ー ドジャース(8月20日・日本時間21日/デンバー)
ドジャースの大谷翔平投手が20日(日本時間21日)に敵地で行われたロッキーズ戦に「1番投手兼DH」で先発登板。4回5失点で降板した。途中、足に打球が直撃する場面では続投したが、742日ぶり勝利はならず。65球被安打9奪三振3、今季ワースト5失点でマウンドを譲った。
メジャー通算1000試合出場を迎えたクアーズ・フィールドでのゲーム。節目の一戦で、大谷は現地2023年8月9日ジャイアンツ戦以来742日ぶり、二刀流復帰後初勝利を目指した。
初回、いきなり打者として初球打ちのツーベースを放ち、マウンドに上がった大谷は、先頭打者を37インチ(約94センチ)落ちる鋭いスイーパーで三振に斬ると、後続も抑えて僅か10球で三者凡退と順調な立ち上がりを見せる。しかし、2回は先頭打者に単打を許すと、1死走者一、二塁からツーベース、直後に犠牲フライを打たれ、標高約1600メートルに位置し、“打者天国”と称される初登板の球場で2失点を喫した。
その後3回は立ち直り三者凡退に抑えたが、4回は外野からの返球がロハスに当たるアンラッキーな場面も絡み、結果的に5連打され3失点。ピッチャー返しが大谷の足に直撃し、投球練習なしで続投する気迫も見せたが、4回までで今季ワーストの計5失点で降板となった。
大谷は前回登板の13日(日本時間14日)、古巣エンゼルス戦では復帰後最多の80球を投げ、勝ち投手の期待も懸かったが、5回途中4失点で降板。チームも敗れ、久々の白星ならず。試合前時点で9試合に登板し、0勝0敗で防御率3.47の成績だった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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