これまでにも大谷の周囲に虫が現れると好結果を残すことが多かったため、ファンの間では“吉兆フラグ”と受け止められていた。
しかし、この試合はそうはならなかった。立ち直ったかに見えたのも束の間、4回に連打で失点すると、さらにピッチャー返しの打球が直撃してタイムリー内野安打に。ロバーツ監督やトレーナー、通訳がマウンドへ駆け寄る緊迫した場面となった。ここでは降板を免れたものの、4回を投げ終えたところで中継ぎ陣に後を託す形となった。
大谷は指名打者としては試合に残り、5回の第3打席に立ったが、8回の第4打席では代打を送られ、そのまま交代となった。
3回の虫襲来は、幸運の象徴ではなく、アクシデントを暗示する“虫の知らせ”だったのかもしれない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


