【MLB】ロッキーズ-ドジャース(8月20日・日本時間8月21日)
8月20日(日本時間8月21日)に行われたコロラド・ロッキーズ対ロサンゼルス・ドジャースの一戦で、ドジャース・大谷翔平に見逃し三振を喫した打者が、思わず見せた凡退リアクションが話題となっている。
1回裏・ロッキーズの攻撃。この回先頭の1番タイラー・フリーマンに対し、ドジャース先発の大谷は、初球、外角低めのボールゾーンに投じた151km/hのカットボール、2球目、ほぼ同じコースへと投じた152km/hのシンカーと、2球続けて見送られ、カウント2-0とボール先行となるも、3球目、外角低めのボールゾーンへと滑らかに逃げる145km/hのスライダーで空振りを誘ってカウントを整えにかかり、続く4球目は、外角いっぱいのところを突く156km/hの直球でファウルを打たせてカウント2-2と、あっという間にフリーマンを追い込むことに。
そして迎えた勝負の5球目、大谷が投じたのは内角低めいっぱいへと鋭く曲がりながら決まる139km/hのスイーパー。これをボールと思って見送ったフリーマンであったものの、球審の判定はストライク。見逃し三振となったフリーマンは、球審のコールに酷く落胆した表情を見せながら天を仰ぐこととなった。こうした大谷の見事な投球と、フリーマンの凡退リアクションにファンからは「絶望感w」「すごい表情」「やってらんねえw」「ドン引きやん」「右打者はこの球エグい」「大谷さん三振を取りにいく時はやっぱスイーパーなんだな」といった様々な反響が巻き起こることに。
今季の大谷といえば、二刀流の復活に際して、肘への負担などを軽減する目的から、それまで多投していたスイーパーの比率を極端に下げ、新たに習得した“縦スラ”などをウイニングショットに用いる場面も目を引くものの、無論、今なおスイーパーの威力そのものは健在。フリーマンが凡退直後に見せた表情は、そのことを示すものであったといえそうだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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