【MLB】パドレス 2—8 ドジャース(8月24日・日本時間25日/サンディエゴ)
【映像】由伸、“渾身の157キロ”→バットが離れて空を切る(実際の様子)
ドジャースの山本由伸投手が、首位攻防戦で序盤から気合の入ったピッチングを見せた。
ドジャースが1-0と1点リードで迎えた2回裏、山本は先頭のオハーンをスプリットでセカンドゴロに打ち取る。続いて打席に入ったのは、前日の試合でタイムリーツーベースを放っているボガーツ。
山本はやや慎重になったのか、変化球が決まらずカウントは3ボール1ストライクに。しかし、ここで簡単にフォアボールを出さないのが山本のすごさだ。インコースへのシンカーでストライクを取ると、最後に選んだのはアウトコースへのストレート。97.7マイル(約157.2キロ)の渾身の一球に、ボガーツのバットは空を切った。完全にバットはボールの下。ファウルチップすら許さない見事な投球だったが、山本はクールな表情を崩さず、そこにもさらなる凄みがあった。
中継のコメント欄では、「キレッキレ最高や」「イイ球ぁ」「さいこうやん」「かっこいい」「素晴らしい」「佐々木より速い」「ビタビタやな」「フォーシームええな」「ほんとアバウトにゾーン内で勝負してもそうそう打たれないと思うんだけどな」「今年一番だわ」「今日いいな」と絶賛の投稿で賑わった。
その後も安定した投球を続けた山本は、6回2失点、被安打4、奪三振6と試合をきっちり作り、今シーズン11勝目を挙げた。また、首位攻防戦を制したドジャースには、優勝へのマジックナンバー31が点灯した。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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