フィリピンの首都マニラで8月15日夜、日本人2人が射殺された。ABEMA的ニュースショーでは、事件の背景を探るべく、フィリピンの闇社会に詳しい元暴力団幹部を直撃した。
15日午後10時40分ごろ、1台の白いタクシーを防犯カメラがとらえた。停車すると3人の人物が近づき、ドアを開け、後部座席から出てきたのは2人の日本人男性。すると次の瞬間、背後から銃を持った男が現れ、タクシーから降りた2人の男性を銃撃した。
タクシーや周辺にいた人たちはすぐに現場を離れるが、1人が日本人の荷物を物色。銃撃した男はバイクに乗り、荷物を物色した男を後ろに乗せて逃走。時間にして1分足らずの出来事だった。
死亡したのは静岡県出身の40代の男性と、福岡県出身の50代の男性。当初は強盗殺人事件と見られていたが、事件から3日後様相が変わる。被害者2人の旅行ガイドをしていたフィリピン人の兄とその弟が逮捕され、事件の背景を供述した。
日本人の首謀者から殺害を依頼された可能性が高い
