【MLB】ドジャース7ー0レッズ(8月25日・日本時間26日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したレッズ戦で5回裏、思わぬ“パーティータイム”が訪れた。
ドジャースが1点リードで迎えた無死二塁のチャンス。打席に立ったのは若きスラッガー、アンディ・パヘスだった。3回の第1打席でフルカウントから7球目を完璧に捉え、レフトスタンドへ先制ソロを叩き込んでいたが、この日は勢いが止まらない。続く第2打席、初球のスライダーを再び豪快に振り抜くと、打球は第1打席とほぼ同じコースを描いてレフトスタンドへ。衝撃の2打席連続弾となり、スタンドは総立ちの大歓声に包まれた。
その直後、ドジャースベンチでは思わぬ“異様な光景”が広がる。ジャスティン・ディーンが一人小躍りを始め、まるでダンスパーティーのような雰囲気に。球場が沸き立つ中、ダイヤモンドを一周して戻ってきたパヘスを、大谷もベンチ前でお出迎え。しっかりと力強いタッチを交わし、笑顔で後輩の快挙を称えた。さらにテオスカー・ヘルナンデスやムーキー・ベッツも笑顔でパヘスと談笑し、ベンチ全体が祝祭ムードに包まれた。
この日は2本のホームランに加え、第3打席ではショートゴロに倒れたが、相手ショートがエラー、さらに相手レフトの悪送球も重なり2点、第4打席でも犠牲フライを放つなど、全打席で得点に絡む活躍を見せていた。
中継の視聴者からも歓喜の声が相次ぐ

