【MLB】ドジャース5ー1レッズ(8月27日・日本時間28日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手がレッズ戦に「1番投手兼DH」で先発出場。打っては逆転のきっかけになるライト前ヒットを放ち、投げては5回87球を投げ1失点、今季最多9奪三振の好投で今季初勝利を挙げた。
前日の試合で4打数1安打1打点と2試合ぶりのヒットを記録していた大谷。この日は第1打席で過去通算3打数無安打と抑えられているロドロと対峙し、レフトフライに打ち取られた。
先頭打者として迎えた4回の第2打席は一、二塁間を破るライト前ヒットを放ち逆転のきっかけを作った。5回の第3打席はショートゴロに打ち取られた。
無死一塁の場面で迎えた7回の第4打席はセンターライナー、8回2死一塁で迎えた第5打席はあとわずかでホームランという大飛球を放ったがレフトフライに倒れ、この日は5打数1安打1得点、打率を.278とした。
前回登板では自己ワーストタイ被安打9の5失点で今季初黒星を喫していた大谷。2023年8月9日のジャイアンツ戦以来749日ぶり、二刀流復帰後初勝利を目指した。3回にマルテに左中間スタンドにソロを被弾し先制点を献上したが、4回、5回と2イニング連続で三者凡退に抑えた。
今季初めて5回87球を投げ被安打2、被本塁打1、与四球2、1失点、今季最多となる9奪三振の好投で勝利投手の権利を持ってリリーフ陣にマウンドを託した。
試合は3回、投手・大谷がマルテに先制ソロを被弾。しかし4回、打者・大谷の一二塁間を破るライト前ヒットをきっかけにドジャース打線が目を覚ます。1死満塁のチャンスを作ると、復帰したばかりのキケ・ヘルナンデスのタイムリー。さらにチャンスは続き、2死満塁の場面でもラッシングがタイムリーを放ち、この回4得点でドジャースが逆転した。
このリードをドジャースリリーフ陣が守り切って大谷は今季初勝利、ドジャースは4連勝でレッズをスイープした。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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